「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血したら「出し切る?」

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では、どれくらい磨けばいいのかというと、10分間です。上手に10分間磨くことができれば、だいたいのプラークは除去できます。さらに、フロスや歯間ブラシ、スポンジブラシを併用することで、ほとんどのプラークを除去できます(関連記事:「歯周病を徹底排除」用意したい歯磨きグッズ7種)

1日1回は10分間の歯磨きタイム

ですので、まず1日1回は10分間の歯磨きタイムを確保してください。

そして、歯ブラシの持ち方。多くの人が手をグーの形にして歯ブラシを握り、ゴシゴシと力強く磨いていますが、これではプラークを隅々まで除去できません。

歯は狭い面積のうえ、カーブや凹凸があるので、小刻みで繊細な動きが求められます。絵を書くときにペンをグーで持つとうまく書けないように、上手に隅々まで磨くためには、ペンを持つような感じで、人差し指、中指、親指の3つの指で優しく持って、シャカシャカと磨きましょう。

また、グーで持つことで歯ブラシの毛先は歯に強く押し付けられ、必要以上に曲がって潰れてしまいます。歯ブラシの毛先がよく開いてしまう人はこれが原因です。

歯ブラシを優しく持つことで、毛先のしなやかさを活かして効果的にプラークを除去するだけでなく、歯周病対策である歯周ポケットへのアプローチも歯茎を傷つけずにスムーズに行えます。

歯磨きの持ち方
(イラスト:©森マサコ『おとなの歯磨き』より)
歯磨きをする女性と時計
(イラスト:©森マサコ『おとなの歯磨き』より)

最後に磨き方ですが、これから3つの磨き方を提唱します。毎日3種類の磨き方で10分間。これだけでもプラークの除去効率はこれまでと比較にならないくらいに上がります。

歯磨きの時間と歯ブラシの持ち方に気をつけながら始めていきましょう。

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