空腹に負け"失敗"を防ぐ「16時間断食」の強い味方 オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる食品で小腹を満たす
休みの日だけ空腹の時間を作るのでも構いません。仕事の日でもできそうなら、朝と昼はしっかり食事をとり、夕食を抜いて16時間の空腹を作るのもおすすめです。
そういう日は休んで構いません。友人と食事を楽しんだり、好きな料理を思いっきり味わったりする日を作るのも、大切な心の栄養です。
空腹の時間が長ければ長いほど、脂肪の分解は進み、オートファジーもより活性化します。「16時間断食」に慣れて、もう少し頑張れそうであれば、昼食や夕食をあと1回我慢して、「24時間の空腹」にチャレンジしてみてください。実際、私も週に1回は「24時間の空腹」を実践しています。
ただし、「空腹が意外と楽だから」といって決して24時間を超える断食は行わないでください。体への負担が大きく、個人の判断で行うのは危険です。どうしてもチャレンジしたい場合は、必ず医師の指示の下で行うようにしましょう。
ダイエット目的の方なら、理想の体重に達して、それを維持できるようになるまででもいいかもしれませんね。ただ、空腹の時間を作ることは、健康と若さを維持するために、これ以上にない優れた食事法です。できれば一生涯、続けていただければと思います。
何をどれだけ食べてもいいって本当?
これまで、医学的根拠の有無にかかわらず、健康や長寿、アンチエイジングのための、さまざまな食事法が紹介されてきました。
まずは、カロリー計算をして食事の量を調整する方法。そして、特定の食品をたくさん食べたり、逆に、脂肪分や糖質を制限したりと、ふだんの食事にプラスあるいはマイナスする方法です。
しかし、最新の医学エビデンスに基づき、近年、「食べものの内容を制限する」ことよりも「食べない時間を増やす」ことに、より注目が集まっています。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら