空腹に負け"失敗"を防ぐ「16時間断食」の強い味方 オメガ3脂肪酸が豊富に含まれる食品で小腹を満たす

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
Q.チーズやヨーグルトはどんな種類でも構いませんか?

空腹の16時間の間にトータルで200キロカロリー以内におさまるなら、お好きなものを選んでいただいて構いません。

Q.「16時間断食」の間、飲みものは何を飲んでも構いませんか?

ゼロカロリーなら何を飲んでも構いません。水、緑茶、紅茶、ハーブティー、コーヒーなど。炭酸系ドリンクなどもゼロカロリーならOKです。ただし、人工甘味料が使われているドリンクは、長期間にわたって摂取しないようにしてください。腸内環境を悪化させます。

Q.「16時間断食」中にお酒は飲んでもいいですか?

糖質ゼロに近いお酒なら構いません。焼酎やウオッカをベースにしたものなど。ですが、特に健康目的で断食を試みるのなら、お酒はほどほどに、と医師としては言いたいところではあります。

「16時間断食」は、軽い運動も合わせて行う

空腹の時間を作ると、一日の総摂取カロリーが減り、体重も減少します。その際、もちろん内臓脂肪が分解されるのですが、同時に、人体にとって必要な筋肉も落ちることになります。

『新版 「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

筋肉量が減少すると、基礎代謝量が減るため、かえって太りやすい体質になり、せっかくの断食が逆効果になってしまいます。筋肉量を維持するために、断食と並行して、日常生活のなかでできる筋肉トレーニングを行うことを強くおすすめします。

Q.運動は絶対にしたほうがいいですか?

ぜひ、おすすめします。「16時間断食」を行うと脂肪とともに筋肉も落ちてしまうので、無理のない範囲で筋トレを行い、それをカバーしていきましょう。

いつもより少し多めに歩いたり、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使うようにしたり、と心がけるだけでも、いい運動になります。本書でも簡単にできる運動をご紹介しています。

青木 厚 医師

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

あおき あつし / Atsushi Aoki

医学博士。あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長。自治医科大学附属さいたま医療センター内分泌代謝科などを経て、2015年、青木内科・リハビリテーション科(2019年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、高脂血症、生活習慣病が専門。著書『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)は20万部を超えるベストセラーとなる。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事