思考の固定化に悩む人へ「劇的に視野広げる」コツ 「リフレーミング」でネガティブをポジティブに

認識のフレームが選択肢を狭める原因となる
ある日、上司から「急な話ですが、来月から海外転勤をお願いしたい」と言われたら、皆さんは何を感じますか?「これはチャンスだ」と思う人もいれば、「面倒なことになった」と思う人もいるでしょう。
全く同じ状況に直面しても、人によって感じ方が違うのは物事の捉え方、すなわち認識の枠組みが異なるためです。認識の枠組みは、その人の育った環境や経験、価値観や文化の違いなどの様々な要因により、長い時間をかけて形作られるもので、人の性格を決める要素の一つにもなっています。
枠組み(フレーム)はその人の物事の捉え方を決めているため、時として考え方の幅を限定し、思いつく選択肢を狭めてしまいます。