タカタ、株主総会の直前に対応が二転三転

リコール問題で経営陣が"初"の会見へ

リコール問題が大きくなってから株を保有したという34歳の男性は、「何人もの命を救ってきた会社。長い目で何年か持つ。期待している」と株主総会後に話した。一方で、2012年から株式を保有する71歳の男性は、「質問と答えが一致しておらず、『対応しています』という回答で、納得できる答えはなかった」と不満そうだった。

もっとも、保有歴2年の男性株主(66)によれば、「総会は静かで、怒号が飛び交うこともなかった。会場の座席は半分くらい埋まった程度。(リコール問題か ら)時期が経過しているからか、割と関心が低いのかなと思った」という。

リコール問題についてトップが会見

高田会長兼社長(左)と昨年12月に辞任したストッカー氏(左)(写真はタカタの年次報告書より)

これまで、リコール問題について、経営トップが会見を開いたことはなかった。昨年12月には、2013年6月から社長を務めていたステファン・ストッカー社長の辞任を発表している。

問題が大きくなって以降、高田会長は一度だけ日本経済新聞のインタビューに出たことがあるが、これまで公の場で説明したことはない。

6月25日の16時半から都内で行う会見では、高田会長をはじめ、本日の総会で取締役に就任した野村洋一郎・経理財務本部長と、米国の公聴会でも説明を行ってきた清水博・品質保証本部長が出席する。リコール問題では事実上初となる会見で、経営陣は何を語るのか。

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