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紅麹問題で注目される「腎臓」が持つ重要な働き 腎臓専門医が指摘する「カビ毒」の危険性とは

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仮にその正体が何らかのカビ毒であったとして、それが腎臓にどのような悪影響を与えるのでしょうか。

腎臓は血液を「おそうじ」している

まずは順を追って、腎臓が生命の維持においてどのような役割を果たしているのか、お話ししようと思います。

「腎臓は血液をおそうじするフィルター」

この言葉、多くの人が耳にしたことがあると思います。

たとえば車は、ガソリンを燃料にして動く際に、排気ガスを外に出しています(電気自動車を除く)。それと同じように、人間は空気と水と食物を体内に入れて活動していますが、その結果、体内で発生する有害なゴミ(老廃物)や毒素は、体外に排出しなくてはなりません。

人間の体の細胞の数は、およそ37兆個といわれています。1つひとつの細胞が、血液で運ばれてきた栄養と酸素を受け取り、ゴミや二酸化炭素を戻しています。ゴミには、次のものがあります。

●尿素窒素……たんぱく質が分解された後にできるゴミ
●クレアチニン……筋肉が運動するためのエネルギー源の燃えカス
●尿酸……遺伝子の構成成分であるプリン体が、肝臓で分解されてできるゴミ
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