批判も多い「LUUP」1日乗り倒して見えた長所短所 渋谷周辺の100ポート全部回ってみた【後編】

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Ⅲ 自販機居抜き型

これは、明確にそうかどうかわからないのだが、元々自販機があった場所に置かれている可能性が高いポートである。

たしかに、自販機は大きく、なおかつ電気代もかかる。それに比べると、LUUPの場合は、機体を置くだけでいいため、自販機からLUUPのポートへと転換する例もあると思われる。

LUUPと自販機
ここは、Googleストリートビューで見ると、かつてはLUUPが置いてある場所にも自販機があったようだ(筆者撮影)
Ⅳ 空き地活用型

元々、空き地だった場所をそのまま転用しているタイプ。そもそも空き地自体が最近は少ないから、このパターン自体も少ないが、このタイプに属するように見えるポートもあった。

LUUPと自販機
ここなどもそのパターンだと思われる(筆者撮影)

ポート場所の偏りとは

このように、さまざまな場所を利活用して数を増やすポートだが、100カ所ポートを巡っていて感じたのは「だいたい同じような場所にあるな」ということだ。そりゃそうなのだが、実はこうした「同じような場所にある」ことは、利用上の弊害を生むこともある。

ひたすらポートを移動していて気付いたのは、ポートが密集しているエリアと、過疎になっているエリアがあるということだ。特に住宅街の場合だと、マンションの軒先などに置かれる場合も多いからか、密集していることが多い。一方で歓楽街や、幹線道路沿いだと、そこまでポートがない場合もある。

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