「メルカリ」も「ベネッセ」も実はラテン語だった! 明日誰かに話したくなる「あの名前」の由来

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興味深い由来はまだまだあります。施設名ではないですが同人誌の展示即売会「コミティア」も、古代ローマの民会を指すcomitiaが元になっています。「コミック」が元ではないのです!

施設名にぴったりなネーミング

東京国際フォーラムと同じ山手線沿線では、港区立男女平等参画センターの愛称「リーブラ」は、ラテン語の「天秤(libra)」が元になっており、男女平等を目指す施設名にぴったりなネーミングになっています。

施設の役割つながりでいうと、福岡市男女共同参画推進センターの愛称「アミカス」は、ラテン語の「友達(amicus)」が元になっています。

公共施設では、他にも東京の新宿中央公園内にあるSHUKNOVA(シュクノバ)が挙げられます。シュクの部分は新宿の「宿」、NOVAの部分はラテン語で「新しい」という意味で、新宿の「新」とかけています。

ところで、ラテン語の-iaという接尾辞は、地名によく用いられています。英語のMongolia「モンゴル」、India「インド」、Slovenia「スロベニア」などが例として挙げられます。

この語尾を使って名付けられた施設名があります。

東京の有楽町にある、マルイが入っている商業施設「有楽町イトシア」(YURAKUCHO ITOCiA)は「愛しい」と-iaを合わせたもの、そして埼玉県にある川口総合文化センターの愛称「リリア」は、川口市の花であるテッポウユリの英語名lilyと-iaを合わせたものです。

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