「だし入り味噌」の2つ目の問題は「黄金トリオ」です。
問題点②「黄金トリオ」で"味覚が破壊"される
黄金トリオとは「塩、化学調味料、たんぱく加水分解物」で構成されるうま味のベースです。
詳しくは「日本人の舌を壊す「黄金トリオ」の超ヤバい正体」を読んでいただきたいのですが、この「黄金トリオ」はカップラーメン、めんつゆ、スナック菓子、冷凍食品と、加工食品のほとんどに使われています。
この「人工的な強い味」に慣れてしまうと、舌がマヒして淡泊な野菜の味などが「おいしい」と思えなくなります。
さらに「舌センサー」が壊れるから、「大量の油」「かなりの塩分」が入っていても感知できません。塩分が5~9グラムの「デカ盛り」カップ麺をペロリと食べられるのは舌センサーが狂っているからです。
つまり、安易に「だし入り味噌」を日常的に使うことによって、「毎日の食卓に載る味噌汁」が、日本人の持つ「繊細な舌」を壊してしまう一因になってしまうのです。
なんと恐ろしいことでしょうか。
少なくとも、これから成長する子どもたちに、毎日の味噌汁で「黄金トリオ」の味を教えることだけはやめてほしいと願います。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら