この味噌玉ですが、料理研究家などが「『顆粒だし』を練り込む」というレシピを発表していてあきれます。
だしの素など使わなくても、鰹節で十分です。
できるだけ細かいものを使ってください。
あるいは粉末昆布、いりこ(煮干し)の粉末にしたものが売られているので、それでも結構です。どちらも無添加のものを選んでください。
九州人の私は、だしといえばいりこです。いりこの粉末はカルシウムも摂れて一石二鳥です。
『安部ごはん2』では「ついつい食べすぎる! おかわり必死のツナの炊き込みごはん」など、味噌汁に合う「無添加ご飯メニュー」をたくさん紹介しています。
「便利だから」と安易に「だし入り味噌」に頼るのではなく、また「安いから」と値段だけを見て「安い味噌」に飛びつくのではなく、「裏側」「デメリット」をきちんと知ったうえで、「本当にいい味噌」を選び、その美味しさを知ってほしい、と私は強く願っています。
毎日使う調味料にこそ、お金をかけるべきで、その選択が「日々の健康」と「子どもや家族の味覚」を守ることにつながる、と私は確信しているからです。
次回は健康ブームに乗って人気を博している「減塩味噌の落とし穴」について述べましょう。
*味噌シリーズの1回目:味噌の「米・豆・赤・白」の違い、正確に言えますか?
*味噌シリーズの2回目:平気で「安い味噌」買う人が知らない超残念な真実
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