グリーン・エコノミー 脱原発と温暖化対策の経済学 吉田文和著
持続可能性と人々のよい生き方をキーワードにして、経済の原義である「経世済民」に立ち返り、かつ「制約なくして革新なし」の立場から、グリーン・エコノミーのあり方、課題と展望を論じる。
「エコ税制改革」が有効と提言。地球温暖化対策を進めながら、社会保障制度の改革を行うために、地球温暖化対策税(炭素税)の本格導入を提唱する。それにより、省エネルギーと節電を促進し、CO2を減らすと同時に、その税収で社会保障税や年金保険料(雇用者負担)を減額。また、ゴミ有料化など「バッズ課税」によるゴミ削減で、焼却炉の建て替えなどを減らし、その分の予算を社会保障に充てるなど、きめ細かい税制改革メニューに踏み込む。
中公新書 882円
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