個人資産800億円超、清原達郎氏の「四季報」活用法 「あまり意識されてないであろう使い方」を紹介

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今まで購入した銘柄、売却した銘柄の『会社四季報』はすべて読んでいます。『会社四季報』をチェックせずに、株の売買をすることなどありません。

ただ、「『会社四季報』の情報だけで」株の売買をすることもありません。具体的に私の小型株への投資プロセスをご紹介すると、まず私が独自に計算式を作った「ネットキャッシュ比率の高い順」「PERの低い順」でスクリーニングを行います。

清原流ネットキャッシュ計算

清原達郎 わが投資術

その割安順に『会社四季報』を見ていくのです。その中で「この銘柄は人気がなく割安だけれども、意外と面白いかも」と思った銘柄をホームページなどを見て調べ、さらに会社訪問するのです。

会社四季報オンラインのスクリーニングで上掲のスクリーニングをできます(ベーシック会員以上で利用可能)。「My項目の条件設定」に次の条件式を貼り付けるだけです。([流動資産前期(億円)]+[投資有価証券前期(億円)]*0.7-[流動負債前期(億円)]-[固定負債前期(億円)])/[時価総額(億円)]

現在は咽頭がんの手術を受け、会社訪問をすることはなくなりましたが、どの企業に訪問するのか、という部分で『会社四季報』が私にとって必要不可欠だったのです。

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