記者が独自増額した銘柄を、中小型株を中心に一足早く紹介する。

(写真:TABAKO / PIXTA)
“真夏の悪夢”になりかけた株式市場だったが、立ち直りは早かった。日本株の先高期待が途絶えていないならば今は絶好の機会。本特集に一挙掲載した『会社四季報』秋号の先取り情報で有望銘柄を探そう。
「会社四季報オンライン」では会員向けに8月24日から9月2日にかけ「速報!サプライズ銘柄」を50銘柄配信した。
これは四季報記者が書いた原稿を編集部が吟味し、驚きの予想だというものをピックアップしたもの。日経225銘柄を含む主力300銘柄や高成長グロース市場上場株を対象から外しているため、ほかのメディアでは取り上げられていない、いぶし銀のようなお宝株も多い。本記事ではその中からさらに12銘柄を厳選した。
記事の見出しに「独自増額」「増額」とある銘柄は、会社計画と比較して四季報記者の予想が強気であることを示している。目立つのは、4~6月の円安環境の中でインバウンド需要が期初に想定していた以上に好調だった企業。相鉄ホールディングス、共立メンテナンスなどがそれに当たる。
部品・素材系の好調企業の中で目立つのが「値上げ」だ。競争力のある企業は、原価高に合わせた値上げが可能。優良企業を探し出すための重要なキーワードといえるだろう。
サプライズ12銘柄
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