“真夏の悪夢”になりかけた株式市場だったが、立ち直りは早かった。日本株の先高期待が途絶えていないならば今は絶好の機会。本特集に一挙掲載した『会社四季報』秋号の先取り情報で有望銘柄を探そう。
時価総額がまださほど大きくない中小型株で、今後の高成長を期待できる銘柄として、今度は利益に着目してみよう。
経済環境は目まぐるしく変化する。原料高、人件費上昇といったコスト要因に加え、地震や台風などの天災も増えている。こうした激変下でも最高益を連続更新できる経営力は高く評価できる。しかも株価が割安な銘柄は大化けが期待できるかもしれない。
PBR1倍割れ銘柄も多い
ここでは前期実績と今・来期予想の純利益が連続して最高益を更新する中小型株(時価総額1000億円未満)を、PER(株価収益率)の低い順にランキングした。PBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄も多く、今後の資本効率改善策にも期待が持てる。
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