風が吹けば桶屋が儲かる──。たくましい連想で株価上昇を先取りしよう。

(写真:paradax / PIXTA)
“真夏の悪夢”になりかけた株式市場だったが、立ち直りは早かった。日本株の先高期待が途絶えていないならば今は絶好の機会。本特集に一挙掲載した『会社四季報』秋号の先取り情報で有望銘柄を探そう。
8月中旬、自動車部品のヨロズの株価が急騰した。きっかけは旧村上ファンド系の南青山不動産が株取得を公表したことだ。
株価は投資家の連想で跳ね上がる。アクティビストファンドが株を取得すれば、増配などの株価対策が実現するのではと期待される。
最近の主役は生成AI
株式市場はいつも有望テーマを探している。最近の主役は産業革命にも匹敵するとされる生成AI(人工知能)。その開発に必要なGPU(画像処理装置)を手がける米エヌビディアの株価はこの10年で100倍超え。HBM(広帯域メモリー)もAI学習に必須の半導体として需要が拡大している。
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