生成AIブームで米国株式市場に3つの地殻変動が起きている。
連日高値を更新する米国株式市場で今、3つの地殻変動が起きている。
1つ目は「時価総額の逆転劇」だ。1月12日、アップルに代わってマイクロソフトが時価総額の首位に立った。マイクロソフトは生成AI(人工知能)「チャットGPT」を展開する米オープンAIに出資。すでに自社サービスに生成AIを搭載するなどいち早く取り組み利用者を広げ、株式市場からの高い評価につなげている。
2つ目は「バフェットの売り」だ。
ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは2月14日、2023年末の保有銘柄資料を米政府に提出した。同資料により、16年から買い増しを進めポートフォリオの半分を占めるアップル株の一部を売却していたことがわかった。2月末には「アップルが電気自動車の開発を断念。生成AIに注力」などと米メディアが報道。アップルはAI開発でライバルより遅れている点が指摘されている。




















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