花粉症に悩む人も意外と知らない「正しい」対策 窓全開・1時間換気1000万個の花粉が流入?

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まず、(1)の付着による持ち込み対策を考えていこう。

リンナイの○×テストの監修者である石井正則医師は、正しい花粉対策として次のように解説している。

1. 入室前後は乾拭きで(花粉に水は禁物)
2. 外出時の衣服に注意(革製品は避けて)
3. 花粉時期の洗濯は室内干し+乾燥機の使用がおすすめ

第1に、入室前後に花粉を除去すること。その際に、目や鼻に花粉が入らないように、掃除機や粘着テープを使うのが理想的だという。水ぶきは、花粉が水分に触れて膨らんではじけ散るので厳禁。

第2に、外出時の衣類として、革製品や毛皮、ウール、フリース、ボアなどは、付着した花粉が取り除きにくいので避けること。

第3に、天日干しを避けること。花粉は朝から晩まで飛散し、春以外でも年中飛んでいるからだという。洗濯物は、乾燥機を使って速く乾かすのがよいだろう。筆者の場合、花粉の時期は浴室換気乾燥機を使っている。

このほかで考えられるのは、自宅内の動線についてだ。たとえば、玄関にコートや帽子を仕舞える場所があれば、入室前後に除去できなかった花粉を玄関に留め置くことができる。

換気による花粉侵入を撃退するには

環境省によると、花粉最盛期に3LDKのマンションの住戸で窓を全開にして1時間換気した場合、およそ1000万個の花粉が室内に流入したという。

窓を10cm程度開けてレースのカーテンをすると流入数は1/4に減らせるというが、流入した花粉は床やカーペットに残るので、掃除なども欠かせない。

実は、住宅の場合、窓を開けなくても換気できるようになっている。住宅の外壁に「給気口」を設けて外の空気を取り入れ、室内の空気を「排気口」から外に排出する。浴室やキッチンなど強い換気が必要とされる場所には、換気扇(ファン)を付けて、短時間でも空気を入れ換えられるようになっている。

また、住宅の換気の仕方としては、排気も給気も機械(ファン)を用いて換気する「第1種換気」と、排気のみ機械を用いる(給気は自然給気)「第3種換気」がある。第3種換気のほうが費用を抑えられるが、すべての居室に給気口を設置するため、外気の暑さ寒さによって室温が左右されやすい。

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