花粉が大量飛散した年は「株価」に何が起こるのか 2005年からのデータを検証してみた結果
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今年の花粉飛散予測については、民間の気象予想会社・ウェザーニューズの発表によれば、直近の公表データから「飛散量は平年比1.5倍以上」となっています。実際、1月8日に東京都は、調査を開始した1985年以来で最も早い花粉の飛散開始を発表しました。
今や2人に1人以上が花粉症との調査結果もありますが、多くの方が関心を持つテーマなだけに、花粉量と株式市場とは深い関係があります。今回は花粉量と株価のジンクスを解説します。
花粉飛散量と株価の意外な関係
毎年、1月に入りその年の花粉状況が気になり始めると、花粉が多いと見込まれる年は、花粉症対策関連株が注目されます。花粉症対策の薬や目薬の会社が代表的ですが、マスクや花粉症対策用のメガネ、お部屋の乾燥で花粉が飛びやすくなるのを防ぐ加湿器などの会社にまで幅広く注目が集まります。
実際に、これらのグッズ需要が高まると、花粉症対策関連の会社の売り上げが伸びて、利益も増えることが背景にあります。
花粉症対策関連株への投資家の物色が相場の牽引役となれば、株式市場全体の上昇も期待されます。そこで、過去のデータを使って、花粉量と株価との関係を調べてみました。
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