消費するアジア 新興国市場の可能性と不安 大泉啓一郎著

消費するアジア 新興国市場の可能性と不安 大泉啓一郎著

アジア新興国のイメージは、先進国並みの景観を誇る大都市(メガ都市)の生産能力や消費規模によって形成されがちだが、1人当たりのGDPをはじめ、国レベルで平均化された指標とのギャップでわかるとおり、メガ都市は例外な存在にすぎない。しかも、メガ都市の延長線上に国全体の輝かしい未来を描くのも危険である。アジア全域で貧困率が急速に低下しているものの、富裕層との所得格差は是正されず、メガ都市に向かう急速な人口移動が、逆に今後の地方・農村の成長力を弱める原因にもなりかねない。

興隆著しいアジアのメガ都市の構造を「消費」の視点で分析。併せて、格差や社会不安などの懸念材料、日本の「立ち位置」を考察する。

中公新書 819円

  

関連記事
トピックボードAD
  • 湯浅卓「トランプ政権の真実」
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。