ミュージカル"ジョジョ"演じる有澤樟太郎の挑戦 『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』
にこやかな笑顔には、力んだところがまるでない。そのタフさに思わず「鋼メンタル」と評したくなるけど、有澤さんの考えはむしろ真逆。
鋼のように思考を硬直させても行き詰まるだけ。できる限り心を伸びやかに、柔軟にすることで、のしかかるプレッシャーを受け流していく。
有澤さん:もちろん、世界初演となる作品をゼロから作っていくというプレッシャーはあります。
でも、作品はみんなで作るものなので、僕ひとりがそのプレッシャーを背負い込む必要はない。
みんなで背負うものだと思うと、気持ちも軽くなるんですよね。
でも、作品はみんなで作るものなので、僕ひとりがそのプレッシャーを背負い込む必要はない。
みんなで背負うものだと思うと、気持ちも軽くなるんですよね。
仕事は、ひとりでするものじゃない。そんな信条が、大作に挑む不安や緊張を緩和させている。
役が決まった次の日からジムに通い、肉体改造中
だが、役の責任を負うのは俳優自身。35年以上にわたって愛され続ける“ジョジョ”第1部の主役であるジョナサン・ジョースターという偉大な役が、行く手に立ちはだかっている。
これまでも数々の人気キャラクターを演じてきた有澤さん。原作ファンの厳しい目に応え、声援に変えてきた実績がある。
そうフランクに語りつつ、できる準備にも余念はない。
まず取り組んでいるのが肉体改造。平常時より10kg近く増量し、ジョナサン・ジョースターの鍛え上げられた肉体を追求する。
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