Facebook、期待の星は「不在着信広告」だった 新興国市場の事情に合わせたサービスが好調

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どのような国で、どのような企業が、どのような目的で広告を出しているのか。

たとえば中国の輸出業者は、世界中にいる華僑に接触をしようと、フェイスブックを使って広告を出している。中国におけるビジネスは、中国ブランドの世界展開に関する複雑なものになりつつある、とフェイスブックのアジア太平洋地域のヴァイスプレジデント、ダン・二アリ氏は述べる。「中国の生産者は、自らマーケットに対して直接、宣伝を行うようになってきた」(ニアリ氏)。

フェイスブックは香港にオフィスを構えている。エバーソン氏は中国における更なる事業の拡大については「現時点で報告することはない」と述べた。

インドでは電子商取引の起業が爆発的に増えている。新しい消費者を獲得するために多くがフェイスブックの広告プラットフォームを使用している、と二アリ氏は言う。

インドでは「不在着信広告」がヒット

Missed Call広告の事例(写真:Facebookのプロダクトニュースより)

その上、インドの低速なネット接続状況に合わせてビデオや映像を最適化するなど、国に合わせた特定の広告プロダクトも開始している。中でも「不在着信(Missed Call)」と呼ばれる広告がある。これは消費者に通信料金を負担させずに情報を届ける仕組みだ。

インドの多くの人々が、電話料金を請求されずにシグナルを送るために、友人にダイアルをしただけで電話を切る。フェイスブックはこのシステムを広告に取り入れた。フェイスブックのモバイル広告をクリックすると、情報付きの折り返しコールをもらえるのだ。例えば、クリケットゲームの最新スコアを知りたければ、広告をクリックすれば電話がかかって来る。電話代金を負担するのは、もちろん広告主だ。

フェイスブックは「視覚イメージ」に対しても投資している。世界中の若い利用者が夢中になっているのは、写真とビデオである。有名なフォトアプリのインスタグラムは6月2日、厳選したブランドだけでなく全てのタイプのビジネスに向けたプラットフォームを開始すること、狙った利用者に広告を表示できるターゲティング広告を展開することを発表している。

(執筆: Jennifer Saba 追加取材: Yasmeen Abutaleb 編集:Peter Henderson ,Grant McCool)

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