【プレゼン・スピーチが劇的に上達するコツ③】「強調」をしっかり行う
これは魚住式朗読スキルの最重要ポイントでもあるのですが、原稿や資料を読むときに「強調すべき言葉」をしっかり意識して読み上げるのです。
これをすることで段違いに「伝わる」話し方ができます。その効果は次の「魔法の1分練習」で実感していただけると思います。
プレゼン・スピーチが劇的に上達「魔法の1分練習」
下記は小林秀雄『考えるヒント』の一文です。
まずはそのまま読んでみてください。
私は、徒(いたずら)な空想をしているのではない。人間の良心に、
外部から近づく道はない。無理にも近づこうとすれば、
良心は消えてしまう。これはいかにも不思議な事ではないか。
人間の内部は、見透しの利かぬものだ。
外部から近づく道はない。無理にも近づこうとすれば、
良心は消えてしまう。これはいかにも不思議な事ではないか。
人間の内部は、見透しの利かぬものだ。
次に以下のポイントに従って読んでみてください。
・∧の部分で軽くポーズを取る(間をおく)
・→は読点があるが区切りをつけずに続けて読む
・赤字部分(良心/外部/無理/見透しの利かぬ)を高い声で読む
・青字部分(消えてしまう/不思議)を感情を込めて読む(ご自分の表現で大丈夫です)
・アンダーラインを強く読む
私は、徒(いたずら)な空想をしているのではない。人間の良心に、
外部から近づく道はない。無理にも近づこうとすれば、
良心は消えてしまう。これはいかにも不思議な事ではないか。
∧人間の内部は、→見透しの利かぬものだ。
外部から近づく道はない。無理にも近づこうとすれば、
良心は消えてしまう。これはいかにも不思議な事ではないか。
∧人間の内部は、→見透しの利かぬものだ。
いかがでしょうか。ほんの少しのことで全然違うのが、おわかりいただけたのではないでしょうか。
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