少子化対策「全国一律は無理がある」といえる根拠 「婚姻・出生」都道府県ランキングから見えたこと

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婚姻率高いのは大都市圏、有配偶出生率高いのは西日本

婚姻率の1位は沖縄、2位は東京、3位は大阪ですが、7位愛知、9位福岡と上位ベスト10に大都市が4つも入ります。最下位は秋田です。

一方、有配偶出生率は、1位沖縄、2位鹿児島、3位熊本と、九州沖縄勢がベスト3を独占、ベスト10の中の8つを占めます。こちらも最下位は秋田です。

婚姻率が高いのは大都市圏で、有配偶出生率が高いのは西日本という形でもありますが、これらそれぞれのランキングから、次の4象限に分けることができます。

A群:婚姻も出生も全国平均よりプラス
B群:婚姻はプラスだが出生がマイナス
C群:出生はプラスだが婚姻がマイナス
D群:婚姻も出生も全国平均よりマイナス

これらをマップ上で色分けすると一目瞭然です。

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