社交が苦手な人は「顔の動かし方」がわかってない 引っ込み思案な性格でもキャラを変える必要なし

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ヒトの脳には「ミラーシステム」という、目の前で起こっていることを自分でやっているかのように脳に映す機能が備わっています。“見よう見まね”ができるのも、この仕組みのおかげなんですね。 

集団のなかでひとりの人に笑顔をつくらせたところ、周囲も笑顔になりやすかった、という研究報告もあります。これは人間の間で表情と感情が伝染していくことを示す例です。

そのきっかけとして、まずは自分から、そのときの感情に関係なく笑顔をつくってみることは、とても大事な第一歩ではないかと思います。前段階から「今、私は気持ちと表情が一致しているだろうか」などと考えなくてもいい、とお伝えしたいのです。

目力アップトレ(画像:『伝わる顔の動かし方 コミュニケーションは見た目が9割』で紹介のメニュー動画より)

表情もスポーツも同じ「トレーニング」

それでもまだ、楽しくもないのに笑顔になったり、わざと厳しい表情をつくったりすることが、なんだか自分の感情を置いてけぼりにするみたいで、違和感を覚える方もいるかもしれません。

「表情と感情が別」だなんて、まるで詐欺師になるための練習をしているみたい?(笑)

いいえ、これはあくまで「トレーニング」、顔を動かす練習。サッカーや野球、ダンスなどの練習となんら変わりありません。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事