「アイドル育成コース」佐久長聖高校、驚きの挑戦 全員黒髪・6人組の「7限目のフルール」驚く素顔
では実際に彼女たちはどういった日々を過ごしているのか。これは彼女たちのおおよそのスケジュールだ。
夕方までは通常の授業を受け、夕方以降、学校内にあるレッスン室にてダンスやボーカルのレッスンを行う。
土日はライブやさまざまなイベントに出演。都内での活動が多いため、その際は引率の先生が「高校のバス」を運転して都内の会場まで移動し、終わり次第、帰宅する。
放課後に練習して、土日は試合という運動部のスケジュールを想像してもらえるとわかりやすいだろう。
「アイドル部」ではなない
ここだけみると「それは『アイドル部』なのでは?」と思う方もいるだろう。事実、筆者も取材中そう思った。
だが、アイドル部ではないという。その違いはどこにあるのか。
そのひとつとして、アイドルは「プロとしての側面」も持ち合わせているということがあげられる。
土日の活動は課外授業の一環として先生が引率するが、あくまでダンスや歌のレッスン、ライブのブッキングなどはプロではないため、実際の運営は(株)オルファスに委託しており、そこからプロの講師陣がきて指導する仕組みをとっている。
また、ライブ活動は、通常のライブアイドルと同じく、物販での金銭の授受が発生したり、出演料が出ることもある。
ゆえに、間に民間企業が入ることでプロ、ビジネスとしての側面を解消する狙いがあるようだ。通常の部活動ではそうないことだろう。
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