「アイドル育成コース」佐久長聖高校、驚きの挑戦 全員黒髪・6人組の「7限目のフルール」驚く素顔
対照的に竹内さんは、入学の動機は実にふわっとしていた。
「もともとはっきりとアイドルになりたいと思ったことはなくて……。でも、アイドルになれば、たくさんの人を笑顔にできるかなと思ったのがきっかけです。とくにやりたいことがなくて、それを見つけるために入学しました」
「アイドルになりたい!」「アイドルとして成功したい!」そんな確固たる意志があるわけではない。
しかし、ここに入れば何かきっかけをつかめるかもしれない。そんな想いで入学した。
アイドル活動が「学業の延長線上」にある
通常、事務所のオーディションではそのアイドル候補生が将来的にどれだけ売れるか、ビジネス的に価値を見いだせるかを優先に考えられる。
しかし、彼女たちの活動はあくまでも高校のコースの一環。つまり学業の延長線上にあると考えている。
ともすると、プロ養成コースと間違われやすいが、アイドルエリートを生み出すためのコースではなく、あくまでもアイドル活動を通してさまざまな可能性を探るというのが同校のシステムなのだ。
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