ChatGPT、仕事にすぐ役立つ簡単「命令文の書き方」 欲しい内容に調整、質問と回答の連続こそ真骨頂
簡単な内容なら一発で回答が得られる場合も多いですが、少し高度だったり、プロンプト(命令文)に入力する条件が多くなったりすると、一度の質問で欲しい回答を得るのは難しくなっていきます。質問を重ねていく心構えは、ChatGPTを使いこなすうえで欠かせません。
逆に言えば、ChatGPTに質問を重ねることで、より仕事に役立つ回答が得られる可能性を高めていけるのです。加えて、ChatGPTに質問するべき内容を、ChatGPTに聞いてしまうというテクニックも身に付けてほしいと思います。
例えば、漠然と聞きたい内容があるけれど、具体的にどういう質問をしていいかわからないときに有効です。「○○するためのプロンプトを10個作って」などと、漠然としたイメージ段階からでも、ChatGPTはプロンプトのアイデアを出してくれます。ChatGPTを使うことに慣れてくると、非常に便利だということがよくわかると思います。
自分のプロンプトを推敲してもらう使い方もできる
ChatGPTは適切なプロンプトを入力しなければ、適切な回答を得ることができません。細かい日本語表現の間違い程度なら、こちらの意図をくんで回答してくれます。
ですが、質問の趣旨がずれている、必要な情報が漏れているケースなどは、いつまでたっても欲しい回答を得ることができません。
具体的には、自分が質問したい内容を記入したうえで、「このプロンプトに必要な情報の漏れがあれば教えてください」と事前に質問するなど、自分のプロンプトを推敲してもらうような使い方が想定できます。
質問と回答を重ねていく、プロンプトを逆質問するという2つのテクニックを踏まえ、私が「仕事の骨子」に関する質問をChatGPTに考えてもらったときの例が、次のプロンプトです。
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