ChatGPT、仕事にすぐ役立つ簡単「命令文の書き方」 欲しい内容に調整、質問と回答の連続こそ真骨頂

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最後に、「各項目についてあと4つずつ出して」と具体的に掘り下げています。

出所:『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』

ChatGPTは無茶ぶりしても回答してくれる

ChatGPTはここまでの会話の流れを理解しているので、簡単な質問だけで、意図に沿ったプロンプト案を提案してくれます。

「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術
『「キーエンス思考」×ChatGPT時代の付加価値仕事術』(日経BP)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

他の人間の助けをまったく借りずに、ChatGPTへの質問だけでここまでの回答を導き出せるのは、本当にすごいことです。

とくにこのようなアイデア出しの場合、ChatGPTは「10個」「20個」と無茶ぶりした場合も、その数に合わせて回答します。数が多いほど、すべてが使えるアイデアとはいかなくなりますが、使えそうなものを提案させる確率を高める意味でも、多めに数を指定して聞くとよいでしょう。

なお、仕事の骨子に関する質問は、ビジネスモデルなど仕事の仕組みを理解し、正しい目的や目標、それを達成するための問題を設定するために欠かせない情報です。やり取りの最後にある「1」~「6」まで、ChatGPTが回答してくれた内容は非常に有効なので、この質問をChatGPTで試してみてください。

田尻 望 株式会社カクシン 代表取締役 CEO

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たじり のぞむ / Nozomu Tajiri

京都市出身。大阪大学基礎工学部情報科学科卒業後、キーエンスでコンサルティングエンジニアとして重要顧客を担当。また販売促進技術、海外販売促進技術に従事。その後、研修会社の立ち上げに参画し、独立。社会変化に適応した企業の長期的発展を目指す。著書に『構造が成果を創る~価値を構築するストラクチャリング思考と手法』(中央経済社)、『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』(かんき出版)

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