「NISAはどんなメリット?」初心者に超キホン解説 そもそもどんな制度?国が推奨している理由

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「投資で得たお金に約20%も課税されるのは痛いですよね。でも、NISAを利用してつくった資金には課税しませんから、安心して投資して、お金を増やして老後に備えてくださいね(年金ばっかりあてにしないでね!)」という、国からのメッセージだと受け取ればいいでしょう。

老後資金の足しにしてもらう

新NISA
(イラスト:(c)中山成子、本書より引用)

まとめると、非課税を「アメ」に、預貯金ばかりする日本国民のお金を投資(企業)にも回し、日本経済を活性化させる。

それと同時に、非課税で運用した資金を不足する老後資金の足しにしてもらうための制度が、NISAというわけです。

『お得な使い方を全然わかっていない投資初心者ですが、NISAって結局どうすればいいのか教えてください!』(すばる舎)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします
桶井 道 個人投資家(投資歴20数年)、物書き

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おけい どん / okeydon

社会人になりすぐに給与の多くを貯金に回し、それを元手に25歳で株式投資を開始。「労働+節約+貯金+投資」の歯車を必死に回す。39歳のときに持病(内臓)の調子が悪くなり、年々、体力的にきつく感じるようになる。2017年、43歳で資産が7200万円になったのを機に時短社員にダウンシフト。その後も投資に全精力を傾け、2020年、47歳で資産1億円とともに約25年間勤めた会社を早期退職。それから3年で資産を1.5億円にまで成長させる。投資先は世界30か国の高配当株や増配株、ETF、REITなど幅広い。現在は両親の介護・見守り(父は難病で要介護5、母はがんサバイバー)、家事もしつつ、単行本や連載、ブログなどで投資やFIREに関しての情報を発信。

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