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一流の技術者ほど「マルチタスク」しない納得理由 複数の仕事を効率よく進めるためのテクニック

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  • 牛尾 剛 マイクロソフトエンジニア
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同僚に技術力ナンバーワンのバーラという秀才がいる。彼はあまりに何でも知っていて優秀だから、周りからは「オラクル」と呼ばれているほどだ。

リモートで働いている期間、彼は1回もビデオをオンにしないので、誰も顔を知らず、Botじゃね?と冗談が交わされるほどであった。

ところが、最近そのバーラが会社に毎日来るようになった。彼は毎日夕方ぐらいに来て、そこからプログラミングをしている。

日中はミーティングだらけで仕事にならない

今までリモートで彼の働き方がわからなかったが、普段から彼は異常にレスポンスが良い。彼に質問したらいつでもすぐに回答をくれるし、大量にメンションされるE-mailにも丁寧に返答している。

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いつもどうやって開発しているのだろうと思っていたが、私が「なんで夕方に来るの?」と尋ねたらこう返ってきた。

「今ぐらいの時間までたいていミーティングが乱立しているんだ。ミーティングはどうしてもリモートになるから、オフィスよりも家のほうが効率が良い。だからだよ」

えっ、それって人の2倍働いてるってことか! 昼間は会議とか質問対応で仕事にならないから、夕方から来て誰にも邪魔されない時間に開発していたとは……。

彼ほどの秀才もマルチタスクを避けて、プログラミングに集中する時間をアサインメントしているのはちょっとした衝撃だった。

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