日本人が実は理解していない「完璧主義」の大問題 一流エンジニアが伝授「楽して価値を生む」技術
「いかにやることを減らすか?」に頭を使う
一流エンジニアたちは「いかにやることを減らすか?」に頭を使っている。一般的にたくさんの機能を速く実装することはいいことだと思われがちだが、本当は「悪」だ。
なぜなら、統計によると実際はソフトウェアの機能のうち40%ぐらいしか使われないからだ。100%を全力でつくっても60%は使われないし、しかもそこでバグが発生したらその都度直さないといけなくなり、コードベースが多くなるので、変更があったときにコードを読む量が増えてしまう。
つまり、Be Lazy(怠惰であれ)の精神で「やることを減らす」のは大変すばらしいことなのだ。
ところが日本人の感覚からすると、全部やらないのは何となく悪いことのように感じてしまい、現行の手続きやすでに決まっているタスクを「減らす」のがとても苦手だ。


















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