「おさんぽダイエット」を楽しくするアプリ活用術 ゲーム感覚で楽しめ、減量もできちゃうものも

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スマートウォッチは、安いものでは3000円ぐらいで売られているので、まずは使い勝手を体感してみるといいかもしれません。まさに24時間365日、あなたの専属のコーチになってくれるでしょう。

ダイエットをするにあたって体重計は必須ですが、体重計もスマホアプリと連携して、乗るだけで「ヘルスケア」や「Google Fit」にも記録ができるものも増えています。私は、タニタのHealth Planetという体重をはじめ体脂肪率や筋肉量を記録しネットサービスと連携できる体重計を使っており、「ヘルスケア」と連動させています。

体重計をこれから購入する人や、買い替えを考えている人は、スマホと連携しており、さらに体重以外にも体脂肪なども計れる体組計が計れるものがおすすめです。

メーカーによって計れる項目はさまざまですが、年齢と身長、性別などを入力すると、体脂肪率、内臓脂肪レベル、BMI、筋肉量、基礎代謝、推定骨量や、むくみがわかる体水分率などが出てきて、自分の体の状態を知る目安となります。

おさんぽをして摂取カロリーを控えれば嫌でも体重は落ちますが、脂肪だけが落ちてくれるわけではありません。体重が減ると代謝も下がり、筋肉量や骨も減ってしまいます。そこで健康的にダイエットを続けるために、体重以外の指標をチェックすることも大切です。

停滞期やリバウンドをしたり、筋肉量が減るなど、あまりよくない傾向が見られたときは、もう一度、食事管理アプリなどで食事内容を見直すとよいでしょう。

体のさまざまな変化を可視化する

体重計(体組計)は毎日、同じ時間に測るのが基本です。食事の直後はもちろん、飲酒後、入浴後などは体内の水分量が増減し、正確な体重や体脂肪が測りにくくなります。そこで起床後、もしくは就寝前と決め、毎日同じ時間に、同じぐらいの重さの服装で、裸足で体重計に乗って測るようにしましょう。

さらに体重を毎日アプリで連携して記録している人も、アプリを眺めるだけでなく手書きでグラフに書き入れて張り出すアナログ併用方式がおすすめです。

アプリの場合は、期間によってスケールが伸び縮みをするので客観的なイメージがつきにくいということがあります。長いスパンの場合は、手書きのグラフのほうが見やすいので、リアルの表に数字を書き込むことが大切です。

また、私はフルマラソンを走った経験もあるので、目標減量体重の50kgを、42.195で割ってグラフに書き入れていました。そして、「今、10km地点まで到達した」「今、30km地点まで到達した」「ゴールまであと1km」と、ダイエットをフルマラソンと重ね合わせてゴールを目指していました。

みなさんも、東海道五十三次の宿場や、富士山の何合目、競馬の第何コーナーなど、自分なりに目安となるものをグラフに直接書き込むとよいでしょう。これは、アプリではできないことです。

また、私は要所要所で「この期日までに○kgやせる」という目標体重をクリアできたら、赤鉛筆で数字を丸で囲んでいました。

しかも私は、そのグラフを風呂場の脱衣所に貼っていました。妻や娘たちもグラフを見て「お父さんは、こんなに頑張っている、すごい!」と、私のことを見直してくれているに違いないと思うだけで、ダイエットのモチベーションへとつながりました。

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