おさんぽで50kg減の医師が伝授「飽きない歩き方」 コース設定の仕方など、続けられるコツとは?

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おさんぽダイエットの最大のメリットは、「ながら有酸素運動」ができることにあります(写真:buritora/PIXTA)
京都で産婦人科・内科専門のクリニックを経営する医師の石原広章氏は、かつてコロナ禍で“出前生活”になり一気に体重が加速。50歳を目前に「123kg」を記録したことでダイエットを決意。「毎日おさんぽするだけ」で、51kg(123kg→72kg)の減量に成功しました。
なぜ「歩くだけ」でやせられるのか。その正しいノウハウをまとめた一冊『おさんぽダイエット』が先日発売され注目を集めています。楽しく有酸素運動が継続でき、失敗続きだったダイエッターも簡単にやせられる「おさんぽ」の秘訣を、一部公開いたします(3回にわたって紹介。今回は2回目)。

「ながら有酸素運動」ができる

私もさまざまなダイエット方法を試してきましたが、ダイエットが長続きしないのは、つらい、飽きる、時間がない……といったことが原因でした。

しかし、おさんぽダイエットを1年間続けることができたのは、「ながら有酸素運動」ができるということが大きな理由の1つです。

医師の仕事は、毎日の診察以外にも最新の医学知識をアップデートするため、休診日には学会に行ったり研修会に参加したり何かと忙しく、ついついそれをダイエットが続かない言い訳にしていました。

ところがコロナ禍になり、リアルな学会が一切なくなってオンライン配信に切り替わりました。リアルタイムで聞くことができなくても、一定期間はパスワードを入力すれば学会を視聴できるシステムになったのです。

そこで、おさんぽをするときに、スマホで学会の講演会や研修会の音声を聞くことにしました。

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