就活は大企業より「優良な中小企業」を狙え!

身近な情報の中に運命の企業がある

中小企業の研究法とは?(撮影:Starting Over / PIXTA)

「大企業の情報はたくさんあるので研究しやすいが、中小企業について調べる時に何を見ればいいのかわからない」という声をよく聞きます。そこで、今回は中小企業の研究法について取り上げます。

中小企業を集めた合同企業説明会とは?

公益財団法人の東京しごと財団が運営する「東京しごとセンター」は、学生の中小企業への就職をサポートしています。大学のキャリアセンターと同じような機能があるのです。

「東京しごとセンター」では中小企業を集めた合同企業説明会を開催しています。大手の就職サイトには掲載されていないものの、新卒採用には積極的な企業が参加します。また、中小企業の社員を招いた職種勉強会で、実際の仕事の様子を知ることもできます。さらに、職場訪問などのイベントを開催しています。

企業情報コーナーには同センターの担当者が企業に直接ヒアリングして集めたレポートも用意されています。コーナーにはアドバイザーが常駐しているので企業内容について質問することも可能です。

さらに、同センターは就活の進め方や応募書類の書き方、SPI筆記試験対策などのセミナーを開催しています。面接対策セミナーでは、ビデオ撮影による面接練習まで行っています。最近は、大学のキャリアセンターでも模擬面接をするのは珍しくありませんが、ビデオ撮影まで行うケースはほとんどありません。

そのほか、就活生は情報検索やエントリーシート作成のために同センターのパソコンを使用できますので、就活中の中継基地として活用してはいかがでしょうか。困ったことがあれば、カウンセラーに相談することもできます。

中小企業の任意団体である中小企業家同友会が中小企業専門の採用サイト「ジョブウェイ」を運営しています。企業情報が掲載されているだけでなく、サイトからエントリーすることもできます。

さらに個別企業の情報提供だけでなく、全国で合同企業説明会を開催しています。U・Iターン就職を目指しているならば、希望地で開催されるジョブウェイ主催の合同企業説明会に出席するといいでしょう。

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