困難でも「なんとかなる」打たれ強さの育て方 ストレスに打ち勝つための「武器」とは何か

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一方で、ブラック企業に勤めてしまって、相談できる相手もなく、上司も「自分でなんとかしろ」と言うだけだったりすれば、「なんとかなる」とは思えず、「どうしたらいいんだろう」「もうイヤ……」という気持ちになるはずです。

人間関係、お金、知力でストレスに備える女性のイラスト
人間関係やお金、知力などはストレスを乗り越える力のもととなります(イラスト:kikiiクリモト)

「武器」について言えば、「知力」「経験」「お金」「権力」「地位」などがあげられます。

例えば、「お金」です。自分が担当しているプロジェクトで部下が大きなミスをして損失を出した場合、ギリギリの低予算でやっているなら、「お金が足りない、どうしよう」となりがちです。

一方で、自分にまかされている予算(お金)が大きければ、「その程度のミスならなんとかなる」と思えます。

「権力」「地位」についても同じようなことが言えます。権力や地位があれば、少しくらいのアクシデントや問題が起きたとしても「なんとかなる」「大丈夫」と思えるのではないでしょうか。

窓口で、「アルバイト」には理不尽なことで文句を言うお客さまがいたとしても、自分が「部長」なら、なんとか対応できると思えるものです。

「権力」(この場合、権限)や「地位」があると、解決できる範囲が広いものです。「権力」や「地位」を活用して「解決できる」「なんとかなる」と思えるのも、処理可能感なのです。

経験や学ぶことの重要性

また「経験」や「知力」も「なんとかなる」と思えるかどうかに与える影響が大きいです。これらは「把握可能感」とも連動しています。

「経験」や「知力」によってある程度状況を理解でき、先のことが予測できると(把握可能感)、「なんとかなる」という処理可能感につながりやすいのです。

例えば、面倒な取引先が多い難しい現場に放り込まれたとします。新卒3年目で難しい現場に慣れていない人と、多くの現場を担当し、取引先と交渉を重ねて立て直してきた経験がある社歴15年の人、どちらが「なんとかなる」と思えるでしょうか。

もちろん後者です。これは、「経験」が知恵となって蓄積され、力になっているからです。こうした経験に基づく「なんとかなる」という確信も「処理可能感」です。

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