しょうゆの種類や製法について、これまで3回にわたって述べてきました。しょうゆと一口に言っても、じつにさまざまなものがあることがおわかりいただけたと思います。
もちろん、どのしょうゆにも、それぞれに「利点」があれば「欠点」もあると思います。
しょうゆは「和食の要」
私は、「伝統的な長期熟成の本醸造こそが本物のしょうゆ」だと思っていますが、それだって値段が高い、近くのスーパーなどでは手に入りづらいという難点があります。
それでもやっぱり、しょうゆこそは「和食の要」です。
同じ料理でも、「本当においしいしょうゆ」を使ったものと、「激安しょうゆ」を使ったものでは「別の料理?」と思ってしまうほど、「できあがりのおいしさ」が違います。
新作『安部ごはん2』で紹介しているレシピも、「どのしょうゆを使うか」によって、できあがりの味に大きな差がつきます。
とくに「超高級店の味を再現! 究極のすき焼き」「大行列店の味が家庭で作れる! 無添加 味わいしょうゆラーメン」「これはクセになる! こってり『とんてき』」などは「しょうゆの味」が決め手となる料理です。
せっかく料理をされるなら、ぜひ「本当においしいしょうゆ」を使って「最高においしい食事」を作っていただきたいと思います。
*しょうゆシリーズ1回目:平気で「安い醤油」買う人の超残念な盲点【前編】
*しょうゆシリーズ2回目:平気で「安い醤油」買う人の超残念な盲点【後編】
*この記事のつづき:日本人が知らない「薄口醤油」の超残念すぎる裏側
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