「ワーホリ看護師」の人生を変えた驚きの職場環境 日本とは真逆「高収入、残業なし、休みやすい」

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海外の看護師
オーストラリアの病院や介護施設では働く人がとても大事にされている(写真:monkeybusinessimages/iStock/Getty Images Plus)
NHK『クローズアップ現代』や日テレ『真相報道バンキシャ!』で、オーストラリアのワーキングホリデーで介護施設でのアルバイト収入が月80万円と放送されて話題になった看護師の藤田秀美さん(27歳)。『安いニッポンからワーホリ!』を出版した上阪徹氏が、シドニー取材の際に、彼女にインタビューすることができた。オーストラリアの介護施設や病院では、実際にどれくらい稼ぐことができるのか、どんな働き方をしているのか、オーストラリアに来て何が変わったのかなど、現地で聞いたリアルな情報を紹介します。

介護職のアルバイトで月収が80万円!

タウンホールにある語学学校「MIT Institute(MIT)」の協力を得て、最初にシドニーでインタビューをさせてもらった若者は、藤田秀美さん(27歳)だ。2023年2月のNHK『クローズアップ現代』にも登場した人物である。

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看護師として4年勤務した後、2022年4月にワーホリでオーストラリアにやってきた。NHKの番組に登場したのは、それから1年も経っていない翌年2月のことである。

藤田さんが番組で明らかにしたのは、驚くほどのアルバイト収入だった。スマホの画面に映し出されたのは、週給2488.36豪ドルという数字。日本円で、約22万4000円だ。週給である。月収にならせば、80万円以上の収入になる。

日本の介護職の平均月収は25万円ほど。ところがオーストラリアでは、時給のアルバイトで3倍以上になることもあるというのである。それにしても20代の若い介護職のアルバイトで月収が80万円なのだ。

実は藤田さんは2022年の秋に日本テレビの『真相報道バンキシャ!』にも出演して収入を明らかにしており、番組放映後にネット上で大きな話題になった。

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