尊敬している方との「飲みの場」であれば、継続してご一緒したいのが本音だと思います。
昨今のある調査データなどでも、「上司との飲み会にできるだけ行きたい」と回答している20〜24歳は40.8%と多くなってきている印象があります。
次も絶対誘われる「4回お礼」の法則
そこで、継続して飲みに行き続けるためにお笑い芸人さんが使っている4回のお礼というものをお伝えします。
私が、4回のお礼を先輩のお笑い芸人さんから初めて教わったとき、4回すべてに目的や意図が存在し、あまりに計算し尽くされているので唸りました。それでは具体的にお伝えします。
今回はご馳走してくれたり、お金を多めに出してくれたりした上司(先輩)に対して行っているという想定で解説します。
4回のお礼をどのようなタイミングで行うかというと以下の通りです。
・目的:レジ前でお店にいるお客さんに聞こえるように大きな声でお礼を伝えることで、上司(先輩)の承認欲求を満たす
・目的:お店の外で、改めて上司(先輩)に対して目を見てお礼を伝える
・目的:家族やパートナーとの話題の一つとしてもらう(遅くなった言い訳にもなる)
・目的:職場の人に聞こえるような大きな声でお礼を伝えることで、上司(先輩)の承認欲求を満たす
さらにお礼④のタイミングで、「またご一緒させてください」 の一声とともに、「次は、いつ頃行きますか?」 と「いつ頃」だけでも聞いておくことで、次回の約束をこちらから切り出しやすくなります。
このようにお礼をすることで継続的にスケジュールを入れ続けることができるわけです。
この4回のお礼は、時代的に飲みの文化が徐々に衰退していることから失われてきている礼儀作法です。だからこそ、4回のお礼を使うことで劇的にその他大勢との差別化が見込めること間違いなしです。
ちなみに、私はご馳走した後輩から「お礼」が一回もない場合、その後輩を二度と誘いません。
なぜかというと、相手に対して敬意がないからだけでなく、私との飲みの席がまったく楽しくなかった可能性があるからです……。
やはり、私のような「新橋赤提灯人間」からは、二度と怖くて誘えないですよね。
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