TV番組で重宝「小峠とアンガ田中」にある共通点 どこでも必ず笑いを生み出す2人の類似点とは

拡大
縮小
バイきんぐ 小峠 アンガールズ 田中
TVで引っ張りだこの2人に共通する点とは?(写真:『小峠 or 田中 今日は俺がMCでお前がゲスト』公式サイトより引用)

筆者がここ最近でもっとも何も考えず楽しめた番組が、8月14日、9月11日と2回にわたって放送された『小峠 or 田中 今日は俺がMCでお前がゲスト』(フジテレビ・FODでは8月8日、8月22日で先行配信)だ。

番組内容は、親しい間柄のバイきんぐ・小峠英二とアンガールズ・田中卓志が初タッグを組み、それぞれが思う「相手にやってほしいこと」を提案し実際に挑戦するというもの。1回目は、小峠が田中に対して「ガリガリな田中に筋肉をつけてほしい」と提案。2回目は、田中から小峠に「(小峠の)ヘビNGを解除し、幅広いバラエティーで活躍してほしい」と提案し、それぞれが体を張ってチャレンジをした。下積み時代からお互いを知る仲の良い2人だけに、終始和やかで息の合ったやり取りが心地よい。

小峠と田中、彼らはどんな立場であっても必ず一定以上の笑いを生む。現在、冠番組や多くのレギュラーを持つ2人に共通するものとは一体何なのだろうか。

ともに低迷期を脱した芸人

まず挙げられるのが、ともに低迷期を脱した芸人という点だ。とくに小峠は、『キングオブコント2012』で優勝するまで一般的にはほとんど知名度がなかった。

NSC大阪校を卒業後、フリーで活動。上京後にワタナベエンターテインメント、東京吉本を経て、現在の事務所であるSMAに所属。とても大衆向けとは思えないコントを披露していた時期もあったが、徐々に今のスタイルが確立されていく。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
【資生堂の研究者】ファンデーションの研究開発の現場に密着
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT