TV番組で重宝「小峠とアンガ田中」にある共通点 どこでも必ず笑いを生み出す2人の類似点とは

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かつて芸人コンビは、それぞれが違った個性を打ち出すことで活躍の場を広げ、テレビスターへと駆け上がっていった。しかし、それも芸人の絶対数が増え、メディアが多様化してからは、ごく限られたコンビの話となった。

それぞれの役割を丁寧にこなす

この点においても、バイきんぐやアンガールズはリアリティーを感じる。ネタを磨き、まずは小峠や田中が求められている役割を丁寧にこなして泥臭くチャンスを引き寄せ、だいぶ時間が空いてから相方の面白さにスポットが当たっているからだ。

いまだ“イジられシロ”のある芸風にも親しみが湧く。小峠と田中は、現在もっとも必要とされる芸人像を体現する2人なのかもしれない。

鈴木 旭 ライター/お笑い研究家

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Akira Suzuki

2001年から東京を拠点にエモーショナル・ハードコア/ポストロックバンドのギターとして3年半活動。脱退後、制作会社で放送作家、個人で芸人コンビとの合同コント制作、トークライブのサポート、ネットラジオの構成・編集などの経験を経てライターに転向。現在、『withnews』『文春オンライン』『現代ビジネス』『FRIDAYデジタル』といったウェブ媒体、『週刊プレイボーイ』(集英社)などの紙媒体で記事執筆中。著書に著名人6名のインタビュー、番組スタッフの声、独自の考察をまとめた『志村けん論』(朝日新聞出版)がある。

 

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