電気機器/精密機器の1位はキヤノン(566.3)。事業所敷地内に、野生生物が生息するための緑地や代替池等を整備する。また各事業拠点における「鳥」をテーマにした生態系保全活動「キヤノンバードブランチプロジェクト」を国内外で展開。生物多様性保全活動への支出額は年7億8200万円と高水準だ。
2位はNEC(562.2)。社会貢献活動はNPO・NGO・社会起業家と連携して実施することを基本方針としている。従業員向けにNPO・NGOと連携して「社会課題体感型人材開発プログラム」を実施するなど、社員教育にも社外との連携を生かす。
3位は村田製作所(560.2)。事業・製品の企画・設計段階から環境評価を行うために、全体のフローの課題調査や環境側面の整理を実施している。
以下、4位セイコーエプソン(558.7)、5位富士通(557.1)、6位東京エレクトロン(555.5)と続く。
輸送用機器の1位はデンソー
輸送用機器の1位はデンソー(563.6)だ。同社はサステナビリティを軸とした事業戦略の立案を推進する。例えば、家庭内の機器の操作パネルを一元化し、家全体のエネルギーを「見える化」して、省エネ行動を促すHEMS(Home Energy Management System)ビジネスを展開しており、事業を通じた社会課題解決を実践している。
2位はアイシン(555.0)。有給休暇取得率は90%超を継続している。さらに、失効する有休を最大20日まで積み立てられる「あんしん休暇」や、仕事と不妊治療の両立を支援する「ファミリープランサポート休暇」など、さまざまな休暇支援制度を整備している。
3位のヤマハ発動機(554.6)は、現役ラグビー選手などを中心にラグビー教室を開催し、子どもから大人まで幅広い世代のスポーツ振興に取り組んでいる。
以下、4位豊田自動織機(553.0)、5位いすゞ自動車(551.5)、6位マツダ(547.5)と続いた。
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