信頼される「CSR企業ランキング」【製造業編】 製造業でも平均女性管理職比率が増加傾向

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鉄鋼/非鉄金属/金属製品の1位は住友金属鉱山(536.1)。同社は電気自動車に欠かせない車載向け電池材料を生産している。その原料となるニッケル等について、従来は活用できていなかった低品位のニッケル酸化鉱を処理する「HPAL技術」を世界に先駆けてフィリピンのプラントにて商業化。未利用資源の有効活用としてビジネスと環境負荷低減の両立を推進している。

2位は住友電気工業(535.0)。前年比で従業員1人当たりの時間外労働マイナス月1時間、有休取得プラス年1日を掲げ、総労働時間削減と生産性向上に向けた取り組みを進める。

3位のLIXIL(530.8)は、国内8拠点で未活用地を利用したメガソーラー発電施設を運用し、年間合計発電量は約3万4700MWhに達する。

以下、4位日本製鉄(527.5)、5位古河電気工業(515.3)、6位三菱マテリアル(513.7)と続く。

機械の1位はダイキン工業

機械の1位はダイキン工業(563.4)。新製品の企画・設計段階から環境性評価を義務づけるほか、環境先進工場の実現を目指した評価制度などを導入。認定を受けた拠点は約80拠点中46拠点に上る。環境に配慮したグリーン購入比率は、国内全グループで90%に達するなど、積極的に環境対応に取り組んでいる。

2位のコマツ(560.4)は、スマートフォンでも利用可能な国内外共通のプラットフォームを立ち上げ、環境をテーマにした社会貢献活動の情報を社員がアップロード・閲覧できるようにした。

3位はクボタ(557.4)。現場を通じて実際の事業・製品戦略に携わる機会を体験できる手挙げ式のビジネス体験型人材育成や社内副業制度を設けて、社員の挑戦を後押しする。

以下、4位日本精工(530.2)、5位三菱重工業(525.9)、6位荏原(523.7)と続く。

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