顔出しナシ「隠れYouTuber」で稼げる動画の作り方 "見る価値がある動画"を作るために大切なこと

拡大
縮小
②【ハウツー動画】

ハウツー動画とは、商品やサービスの使い方を手順つきでわかりやすく説明したコンテンツのことです。

ハウツー動画はWeb検索するときに文字(テキスト)ではなく、動画で解決策を見つけようとする「動画検索」の文化が根づいてきたことで定番となりました。たとえばパソコンのショートカットキーは、ネット記事や書籍で覚えるよりも、キーボードを押すシーンを見ながらのほうが理解しやすいという人もいるでしょう。ハウツー動画は細分化すると下記に分けられます。

ハウツー動画の種類
・PCをはじめとしたガジェット動画
・楽器やスポーツなどの特技動画
・英会話などの語学動画
・DIYなどの工作動画

上記以外にも、「なにかの方法」を説明する企画はすべてハウツー動画です。YouTube上にまだアップされておらず、一定の需要が見込めるハウツージャンルを見つけられれば強い訴求力を持つでしょう。

ただし、ハウツー動画を作るためにはその分野について深い知識が求められます。専門的な職種に就いている人などは、本業での知識を生かして動画を制作してみるのもひとつの方法です。

ちなみに、ハウツー動画ではすぐ解決しなくてはいけないという緊急性のある悩みは高い再生回数を期待できます。たとえば「壊れたファスナーを30秒で直す簡単な方法」という動画は、公開してから1年間で再生回数が22万回を超えていたりします。

最初からチャンネル名でジャンルを絞らない

動画ジャンルの主な種類を理解できたら、次はYouTubeのチャンネル名を決めます。

多くの人は「ソロキャンプマニア」「ギター特訓チャンネル」「英語教室チャンネル」のように、配信したいジャンルをストレートにチャンネル名に入れようとする傾向にあります。

実際、YouTubeを始める人に向けた多くの書籍では、動画投稿を始める段階からチャンネル名を限定したジャンルに絞ったほうがいいと書かれています。その理由は配信する動画のテーマにブレが生まれると、視聴者が離れていくためだとされています。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT