顔出しナシ「隠れYouTuber」で稼げる動画の作り方 "見る価値がある動画"を作るために大切なこと

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実際、ネイティブ英語を習得する技術や、簡単にダイエットできる食生活、スマホアプリの裏技などといった動画内容が定番で人気を集めています。これらの動画は顔出しなしでも十分に成立します。再生回数や再生時間を稼ぐために企画が最も重視されることは、顔出しなしの隠れYouTuberがYouTube市場で勝負できる理由のひとつになっています。

隠れYouTuberの動画にはどんなジャンルがある?

では、視聴者が“見る価値がある”と思う企画はどのように作ればいいのでしょうか。

まず、企画を考える前に投稿する動画のジャンルを決めます。最近は顔出しなしのYouTubeチャンネルが増えてきています。本稿上では、代表的な2つのジャンルをご紹介しましょう。

①【Vlog動画】

Vlogとは、日常報告をする動画です。わかりやすくいえば、日記の動画バージョンです。Vlogは配信者のライフスタイルを動画にしており、一例を挙げると下記の通りです。

Vlog動画の具体例
・仕事や学校の話・家庭や恋愛の話
・料理やインテリアの話
・ゲームやスポーツの話

たとえば、毎日のお弁当を作る様子はVlog動画に分類されます。手間のかかる逸品を作るのではなく、ちょっとしたコツでお弁当の見栄えがよくなる方法だったり、時短のお弁当術といった内容が投稿されます。

Vlog動画に共通している点は、自分のライフスタイルを動画にして報告することです。Vlog動画が人気を集めているのは、リアルではわからない他人の生活の一部を知りたいと思っている人が多いからでしょう。言葉を選ばずにいえば、「他人の生活をのぞき見したい」という気持ちがあるからです。

上記以外にも変わったジャンルには、「ニート動画」という種類があります。仕事に就かない35歳くらいまでの人をニートと呼びますが、あえて自宅でのだらけた生活風景を配信する人をニート系YouTuberと呼びます。ニート系YouTuberはグダグダとお酒を呑む生活を配信しているだけ。それなのに高い再生回数を誇る動画も少なくありません。これもやはり、「他人の生活をのぞき見したい」という気持ちが大きく影響しているのでしょう。

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