自分の中での比較は「この作業・業務は自分の中では比較的得意にやれる・苦手だと感じる」と理解していくことです。
これは好き嫌いと一致するとも限らず、さほど好きな作業ではないけど上手くやれたり、またその逆もあったりするので混同しないように気をつける必要があります(好きなことは得意だと思いたくなります)。
一人だけで考えてもわかりづらいときは、周囲の人からのフィードバックも参考にしながら見つけていってください。
また、他人との比較は「他の人はこの作業で苦労しているみたいだけど、自分はそこまで苦ではない」など、「他の人と比べると自分はこれができる・できない」と理解していくことです。
なお、上司や先輩・チームメンバーが的確なフィードバックをしてくれる環境であればいいのですが、そうでない場合もあるかと思います。
そのようなときは、少し距離が離れてしまいますが、「他部署で的確なフィードバックをしてくれそうな人」や、「信頼している他社の人」にメンター的な役割をお願いしてみるという方法もあります。
克服すべき弱みと、諦めていい弱みとの違いは?
得意なことがわかったらそれを発揮していけば良いですが、不得意なことはどう対処すれば良いでしょうか。
近年、「弱みに着目するのではなく、強みを伸ばすべき」という風潮が以前よりも強くなっています。それでは本当に、弱みは克服しなくていいのでしょうか?
実は、弱みは「克服しなくていい弱み」と「克服すべき弱み」に分かれます。
克服しなくていい弱みとは「それを克服したところでバリューアップにつながらない」ものです。
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