「今いる職場」でやりがいを見つける簡単なコツ 「職種」という枠が狭めてしまう自分の可能性

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仕事における「本当にやりたいこと」の見つけ方を解説します(写真:takeuchi masato/PIXTA)
就職も転職も比較的簡単にできるようになり、様々な選択肢に満たされる時代になっているからこそ、職場が「働く喜びを見出せる場所であるかどうか」が重要だと、株式会社ユニークピース代表取締役社長の池本博則氏は指摘します。
そんな池本氏が考える「本当にやりたいこと」の見つけ方を、同氏の著書『Unique Piece あなたの価値の育てかた』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

価値は誰の中にもあり、何歳からでも育っていく

私は、仕事で沢山の求職者にお会いしますが、よく「やりたいことがわからない」という悩みを持っている人に出会います。そのため、好きなことなんて仕事にできないと思ってしまったり、自分のことをなんとなく「価値がない」と思い込んだりしてしまう人もいます。

では、自分の価値は、いったいどのように見つけていけばいいのでしょうか。これについて私は、新しいなにかをやってみたり、前に進むことに挑戦したりするのを、自分で選択することがとても大事だと考えています。

今までの自分のキャリアを基に、「このくらいでいいかも」「このくらいならできるだろう」ということばかりをするのではなく、未知なる自分の可能性を開いていく姿勢が必要なのです。

例えば、今なにも資格を持っていなかったとしても、何歳からでも資格を取ることは可能です。そもそも資格が必要でない仕事も世の中には沢山ありますし、どんな人にだってやりたいことをする権利があります。

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