有料会員登録 東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #The New York Times

ホルムズ海峡の次は「黒海」の穀物輸送ルートが危ない ロシアとウクライナの応酬が過熱…ある航海士が語る攻撃の恐怖

6分で読める 有料会員限定
ロシアによる攻撃で被害を受けた2等航海士のブレッソン・セバスチャン(画像:Nicole Tung/The New York Times)

INDEX

ウクライナの港湾都市オデーサの遊歩道を家族連れが散策する中、澄み切った青空からいきなりドローンが急降下し、遠くを航行していた1隻の貨物船に激突。水平線に煙が立ち上った――。

筆者が7月下旬に目撃したこの攻撃は、貨物船を標的とするロシアの作戦の一環だった。これにより、ウクライナと世界経済を結ぶ最重要の窓口であるオデーサでは、船舶の出入りがほぼ全面的に停止している。

ウクライナは小麦やトウモロコシ、大麦などの主要生産国だ。その収穫期の始まりに合わせるように展開されているロシアの作戦は、世界の食料供給網を混乱に陥れる可能性がある。全面侵攻が始まった2022年の最初の数カ月間、ロシアはウクライナの港を封鎖した。その結果、世界の食料価格が急騰し、推計7000万人が切迫した食料不安の危険にさらされた。

紛争で細る世界の海上輸送ルート

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数