日本の企業が開発した新型コロナウイルス感染症のワクチン(以下、新型コロナワクチン)が8月2日、初めて承認された。新型コロナが中国で初めて確認された2019年12月から3年7カ月かかって、ようやく登場した国産ワクチンだ。9月20日には新型コロナワクチンの秋接種もスタートする。
主流はオミクロン株「XBB」
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行して以降、人々の関心も薄れつつあるが、感染は収まっていないのが実情だ。
現在の流行の主流はオミクロン株の派生型「XBB」という。最新のワクチン事情やコロナの現状、その対応策を報告する。
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