さて、反対に仮にそういった状況ではなく、周りも認めるほど仕事で結果を出しているのに、同期と横並びの報酬や評価だ、ということであれば話は別です。
その場合は、恐らくMTさんが求める職場環境とそもそも違うという話でしょうから、転職も視野に入れて、ということになろうかと思います。
いずれにせよ、「評価されない」の原因がどこにあるのかをキチンと理解することが先決です。
評価や仕事に対する認識の相違なのか、評価システムそのものなのか。
原因がどこにあるのかによって当然のことながら打つ手も変わりますから、まずはそこがスタートになるわけです。
戦略的目線を、キャリア形成で生かす
キャリア形成は、戦略的目線をいかに持てるかの勝負、という側面もあります。
MTさんもMBAで勉強された、ということですから各種戦略論なるものも勉強されたハズです。
そしてそういった戦略論の基本の一部として、市場や顧客、競合を知り、自分自身(自社)を知り、その関係において打つ手を考える、といった思考回路を繰り返し学んできたハズです。
ここでいう市場や顧客、競合というのは、会社であり上司や同僚です。もっと広い視点でいうと労働市場という場であり、世の中全般の職業人であるわけです。
何が求められていて、周りはどんなスキルや結果を出しているのか。そしてそれらは今後どう変化していくことが予想されるのか。その中で自分はどう差別化を図り、どの場面でどういった結果を出すべきなのか。
そういった戦略性や思考をぜひご自身のキャリア形成に生かしたほうがよいでしょう。
ご自身の理論だけでは戦略や行動計画が立てられないのは、MBAでさんざん勉強されてきたことと思います。
ぜひ訓練した思考などを応用し、報われる努力をするクセをつけてください。
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