IKKOさん、ブレイクしても続く「試練の日々」と今 60代で思う「人生は表裏一体」どれも貴重な体験

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IKKOさんが幼い頃から今に至るまでの人生を振り返りつつ、その過程で学んだことを語ります(写真:GLAD提供)
幅広い世代から共感を集める美容家IKKOさんですが、これまでの人生、転んでも転んでも、つらいことがあっても、悔しさをバネに起き上がってきたといいます。
そんなIKKOさんの人生哲学はどのように生まれたのか? 幼い頃から今に至るまでの人生を振り返りつつ、その過程で学んだことを語りつくした珠玉のエッセイ集『IKKO 人生十転び八起き。ケ・セラ・セラ』より一部抜粋し、3回に渡ってご紹介します。今回は2回目です。

40代になってから、テレビへの出演が増えるようになりました。番組で取り上げられた「IKKOの幸せメイク」が視聴者の人気を呼び、密着取材やバラエティ番組で知名度が一気に上がったのです。

ターニングポイントとなったのは、45歳から出演し始めた「おネエ★MANS」という番組です。

おネエのヘアメイクアップアーティストとして、堂々と女性のいで立ちで公の場に出られるようになり、海外ロケなどを通して活動の場も広がっていきました。

「どんだけ~」でブレイク

2007年の流行語大賞にノミネートされた「どんだけ~」でブレイクしてからは、タレントとしての活動が増えました。

すると、スケジュールを調整するだけでも一苦労。そこで外部にマネージメント業務を委託する必要性に迫られ、辣腕営業マンが営む個人事務所に所属することに。

ここからが、また次の試練の始まりでした。

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